神戸の古着屋「ハバダッシェリー(Haberdashery)」アメリカ仕入日記2

神戸の古着屋「ハバダッシェリー(Haberdashery)」アメリ仕入日記2日目★


こんにちは〜〜♪
アメリカ・シカゴに仕入に来ているパンダ・山本です♪
(あ!パンダからパンツに改名したんやった・・・)


今日は、朝から運送屋さんに行って段ボールをもらい、その後は終日、お友達ディーラーのマリーアンの所で仕入をしてきました。
結局、例によって車に(全然)積みきれず・・明日以降にもう一度行かなくてはならなくなりました。



一緒に早めのディナーしてモーテルに帰宅。。。
あ〜〜〜荷物多いです。。。。。
パッキングやなあ。。。。




アメリカ時間では、まだ9月2日ですが・・・本日9月3日(日本時間)は・・・・


HAPPY BIRTHDAY HABERDASHERY !!!!!
ーです♪


22歳。。。もうハバダッシェリーより年下のお客様も来ていただいております。
22年かあ・・・短かったーと思うのですが長かったんかな。。。。
22年前のパンダは、まだ20代の若リス(あえてリスにしました。。)でした。
その後、阪神大震災でお店を失ったり、移転移転を重ねたり。。。
まあ・・・幸せでした。


この22年間は、アホで間抜けなパンツに「感謝」を教えてくれた22年間でした。
お客様が居てくれる事に感謝・・・スタッフが居てくれる事に感謝・・・
周りの大事な人が居てくれる事に感謝・・・猫が居てくれることに感謝・・・
そして、その周りの人達の笑顔や優しさや愛に感謝する事を教えてくれました。


また同時に「自分」より大切な物にも巡り会えて・・・
逆に自分を大切にしていれば、いつ終わっても天命ーとも思える程になりました。
僕は、長生きして少しでもこの感謝の気持ちを形に出来たらーと思います。
でも、「死」を恐れる気持ちも超える程「今」が充実しています。


ーって事は、行きたい所の終着点に来たんか?−と問われるとそれもまた違うくって、
行きたい所は、今、この道の先にあるって実感が出来た・・・感じです。
自分オリジナルの自分用「山本道」をちょっとだけ見つけられたーって方が合ってるかもです。



日々、上手くいかない事位、山ほどありますが、上手くいかなくても面倒くさくっても・・
この先に行きたいんだなあーと思えました。
きっと、古着屋にしても、動物保護団体にしてもネガティブな意見はあるんやと思います。
ネガティブな意見があっても、胡散臭くっても行きたい所がこの先なのでしょうがないやろ・・・。



寿命は誰にでも来るのだけれど、いつ寿命が尽きるかわからないし、判らなければ寿命は
誰かに預けて自分は行ける所まで行こうと思う。。。。



人は、初めに生まれて、そして最後は死ぬ事だけは、ミンナに共通なのです。
だから、いかに生きている間に「納得できるか」が生きている楽しみでもあり存在理由なのです。
僕には、子供はおりません。
なので、いかに自分の周りの自分より若い人達にいかに「命」を繋げられるかーなのです。
また、死にゆく「命」を少しでも助けられるかーなのです。



動物も生きそして死んでゆきます。
そうして人間も動物も永遠に命を紡いで行くんだと思います。



そう考えていると、自分の自己は無くなり、そしてすべてが自己であるような・・・
わりと惜しい所まで来ていると(自分で)思います。



ーてな事を言うと、悟ったみたいに見えますが・・・
多分、僕は人より俗っぽいと思います。
コンビニ店員にキレたりもします。



なんか、行く道が見えた人は、なんか悟って何事にも動じなくなり・・大人になるーって思っていたのですが・・ぜ〜んぜん。。。かえって子供帰りをドンドンして行っているような。。。



感じた事は、考えに留めるのですが・・それ以外は実はなにも考えていない。。。
それでいて、感じた事がないほど充実して忙しさに追われ、寝る前に毎晩「今日も楽しかった」と感じる毎日です。


ハバダッシェリー22年間で与えてくれたのは、生きるための自分の「成長」と言えばそうなるかも?です。


この22年間、本当に楽しく過ごせたのも、こ〜んなに我儘なオーナーのお店を気に入って下さっているすべてのお客様、この我儘に付き合ってくれている全スタッフ達、そして僕を取り巻くすべての人達・出来事・猫ちゃん達に感謝です!!


本当に本当に・・・ありがとうございます!!!


今日は、ハバダスタッフはドレスで営業と聞いたのですが・・・
また、スタッフの杉野氏は猫の世話に追われていると思います。
ほんまに・・ハバダを大事にしてくれて・・優しくしてくれて・・・
蟻怪獣が10匹!!!!!!


・・・さあ・・・パッキングです〜〜〜
がんばります!!!!