神戸の古着屋「ハバダッシェリー」アメリカ仕入日記8日目★

こんにちは〜〜♪おはようございます★
アメリカ・シカゴのニャンコ・山本です。




今日は日曜日。。。朝からシカゴダウンタウンのヴィンテージショーに行ってきました。
日曜日朝なので普段渋滞だらけのダウンタウンもすいていました。
何人かの知り合いディーラーも居てワキアイアイとしておりましたが。。。
値段が高くて沢山は買えずじまいでした。




ヴィンテージショーの後は、明日朝には荷物を運送屋さんに持って行くので早々に帰宅。
残りのパッキングをしてインボイス(内容明細)作って。。。
今に至るーです。
あ・・・途中でステーキ食べようとレストランに行ったのですが
日曜日は3時閉店。。。フラれてサブウェイのサンドイッチ食べました。



仕入れも終わっちゃいました。
明日は午前中に荷物を運送屋さんに預けて昼からマリーアンと食事です。
マリーアン夫妻は、いつも大事にしてくれて。。。ホンマいい友達です。。。
あ!明日は、マリーアン夫妻の写真撮るの忘れないでおこう。。。。



さてさて・・・
仕入れもほぼ終わったので気持ちを切り替えて日本の事を考えなきゃ。。。。
帰国後は、(動物保護団体の活動の)子猫の引き取りしなきゃ。。。



ハバダッシェリーの仕入日記ですが少し子猫の話題を。。。。




僕は(ご存知の方も多いとは思いますが・・・)古着屋稼業の他に動物保護団体「神戸アニマルリンク」−ってのをしています。
具体的には今の所、動物愛護センターから子猫を引き取って里親さんを探す活動です。
子猫はねえ。。。。可愛いんです。。。。。
500gにもみたない小さな小さな命でフアフアで。。。。
人間に懐いていない子もおります。
神戸アニマルリンクに子猫が来た日にする事はズ〜〜−っと一緒にいる事です。
少し慣れてきたら横になって顔を近づけて「怖くないんだよ」って教えます。
無理にじゃなくソットソット弄りまわします。
そうすると・・・・
少しづつ「うん!こいつ悪い奴じゃないわ・・・」と判ってくれます。
見てたらトイレしたがってるのが判るのでトイレでさせます。
1匹がトイレでするとみんなちゃんとトイレでしてくれるようになります。




神戸アニマルリンクでの生活や旅立ちを子猫たちの目線で考えると・・・・・
保護される前の子猫にとって基本的に過酷であろうと母猫との時間と世界が唯一無二であり
そこで寒かろうがそれ以外何もない幸せだと思うのです。
ある日、皮手袋はめたニンゲンにとっ捕まります。
保護ーって名前の猫さらいにあうのです。。。。。
鉄の折に入れられて急にご飯が出てきてお腹も減るからご飯も食べると思います。
色々検査ーと言う名前の痛い事や怖い事されて。。。。
病気ーと判断されて帰ってこなくなる子もイッパイいるのだと思います。
どうにかこうにか生きていると今度はまた移動さされて「神戸アニマルリンク」−って言う、
2重サッシのヘンテコな部屋に。。。。
丸坊主のオッサンが猫なで声で傍に来て(一応)大事にしてくれます。
母猫が恋しい子猫たちは、「オッサンいいで〜〜〜」と懐いてみます。
日に日に「神戸アニマルリンク」の部屋での生活で安心してホッとしてきます。
そりゃ〜〜体調崩す子もおります。
でも、お薬飲んだり栄養の高い(子猫には解ってないとは思いますが・・・)ご飯とかを出され食べていると健康になります。
そのうち、朝昼晩来るから「オッサン大好き〜〜〜♡」となります。



子猫たちは、神戸アニマルリンクでの生活が一生続くもんだと思うでしょう。。。。
オッサンのする事は大丈夫な事なので子猫たちも信頼してお薬も飲むし、目薬もするし。。。
爪も切ってもイイよ!!!−って思ってくれます。




子猫たちはねえ。。。大好きになってくれるんですよ。。。。。
でも、そんな子猫たちにもう1回お別れが待っているんです。
里親さんの所に旅立つ。。。オッサンは「幸せのお別れ」って言いますが。。。
子猫たちは、不安で怖くて。。。。−だと思います。
「可愛がってくれてたのにどっかに行かせるの??」−って思うと思います。




そう。。。最初から僕と子猫たちは「サヨナラ」する為に出会うのです。
僕も頭では解かっているのです。
でもねえ。。。サヨナラが決まった出会いでも、どうしても感情がコントロール出来ないです。
必死で膝の上で甘えてくれる子猫たち。。。
足にしがみついて離れない子猫たち。。。
声にならない声で訴える子猫たち。。。
みんな甘えたさんで可愛いのに可愛くて可愛くて・・・なのに全員とお別れしなくてはならないのが神戸アニマルリンクの活動なのです。





お別れの時には毎回子猫たちが「なんで???」って言っているような気がします。
「なんで傍に置いててくれないの???」−って。。。。
「いいよ。。。ここで幸せだからここに居させて。。。」って。。。。
里親さんの所でもっと幸せにして貰えるんですが。。。
その時の子猫にとってまた神戸アニマルリンクが「唯一無二」の幸せだと思うのです。




そう・・・頭では解かってるんですが・・・
僕からするともう2度と会えないお別れなんです。
僕の人生では、いくら個々の子猫たちが可愛くっても会えないのが基本です。
里親さんから写真も近況も来るんですがねえ。。。





毎回、子猫の為ーと思い「サヨナラ」しますが毎回毎回切ないです。
ウチに居るより幸せになってくれてる事は信じているんですが・・・
何十回・・・100回以上でもやっぱり「サヨナラ」は切ないです。




動物保護団体の理事長しとって何を甘い事言ってるネンーとお叱り受けそうですが。。。
やっぱり頭で解ってても甘々でも切ない物は切ないです。。。




ただ、切なさに慣れるよりいつも切ない方が子猫にとっても自分にとってもいいのかな・・・−とも思います。
数が多くなるとその中にはもしかしたら体調崩して死んじゃう子も出てくると思います。
でも、「確率の問題」と片付けず1つの命。。。。
いくら小さくても弱くても1つの命を自分の命と同じ重さに考えて進んで行きたいと思います。



しかし「サヨナラ」は切ないわ。。。
だから「神戸アニマルリンク」はいいのかも知れないけど。。。
だから切なさに動じない心を持ちたいです。。。。



あ〜〜〜〜〜ながっ!!!
最後まで読んでくれてありがとうございます♪
帰国後は、本業の古着稼業も真面目にやろうと思います。
あやすみなさ〜〜い★