神戸の古着屋HABERDASHERY(ハバダッシェリー)のスタッフブログです!
こんばんは!!ドウモトです!!
今日は昨日から引き続きずいぶんと寒さが増してきましたねー!!
この時期防寒といえば色々なアイテムが活躍しますが、新しい洋服ではやはり最先端の技術を用いた生地や繊維を使ったアウトドア系のアイテムがよく見られますね!!
古着になるとやはり今の最先端の技術にはどうしても敵わないところもありますが、当時の最先端を詰め込み贅沢な素材を用いた優れたアイテムも多く、侮れないのも古着の面白いところですね!!
その中でも特に当時の最先端を取り入れているものといえばミリタリーアイテムが一番かと思います!!
良くも悪くも、戦争という過酷な現場で用いるため当時の技術を結集して作られる軍服は当時は民間には用いられない素材や技術を用いているだけに優れたものも多いのも事実ですね。
ということで今日はハバダにあるアメリカ軍のミリタリーアイテムを幾つか紹介しようとおもいます!!
まずはこちら!!
1969年製のM-65フィールドコート!!
M-65の2ndタイプと呼ばれるもので、ジップは襟元と前ジップ共にSCOVILLのアルミジッパーがついています!!
襟元のジップの中にはフードがしまわれています!!
残念ながらライナーは欠損していますが全体的に状態も良い方かと思います!!
こちらは上に同じくM-65フィールドコートの1975年製のと少し先ほどのものより後期のものになります!!
こちらは3rd型のものとよばれ大まかなディテールは同じですがジップがブラス製のものになります!
襟元のジップと前ジップ共にSERVALのブラス製ジップとなってます!
1977年製のもので年代は違いますがライナーもこちらはついております!!
こちらも襟元のジップを開けるとフードがしまわれています!
こちらはモッズパーカーとしても有名なM-51!!
CROWN製のオートロックスライドジップがついてます!
全体的に直し跡があり使用感もありますがそれも味としてみれるくらいかっこいいですね!!
最後はCVCジャケットと呼ばれるジャケット!
CVCとは「コンバット・ヴィークル・クルーメン」の略で戦車等の戦闘車両乗員の使っていたジャケットになります!
ただ、服のラベルには
JACKET:COLD WEATHER
としか書かれていないので、特に用途は限定されていなかったようです!
HIGH TEMPERATURE RESISTANTと書いてある通りNOMEXと呼ばれる難燃性の素材を用いた軍服で当時の最先端技術を取り入れたアイテムとなりますね!
また背中部分にはこんな感じの開けれるところがついているのですが、こちらは非常時にハッチから引きずり出すために手を入れるところで、下に装備しているカバーオールの背中部分に取っ手が付いているそうです!!
ジップにもSCOVILLのGREPPERジップがついていたりと贅沢な造りとなっています!!
ミリタリーアイテムはら用途に応じて色々と凝った作りがしていたりと深く面白いところもあるので古いもの好きにはオススメですね!!
ぜひぜひお好きな方は見にいらしてください!!
それでは明日はマイちゃんとドウモトでおまちしております!!