一年。。

神戸の古着屋haberdashery(ハバダッシェリー)のスタッフブログです。



こんにちは、マイです。



今日は東日本大震災から1年。。



未だにまだ自分の中で嘘のような記憶です。



私は小学3年生の時に阪神大震災を経験しました。



激しい揺れの恐怖より鮮明に残っているのは叫び声やサイレンの音。。



高い位置にある公園からの火災の風景や見たことない壊れた街への受け入れきれない言葉にもならない感情。。



ひたすら尻尾をふりつづける犬、まるまって震える猫。。



食べ物や水をまだ開いてるはずもない時間に売るお店とそれに群がる人々。。



震災で転校前に同じ学校で過ごした友達が亡くなって、お母さんが電話でその知らせを聞き、泣きながら少し震える声でためらいがちに私とお姉ちゃんにその事実を伝えました。その瞬間を忘れることも今もまだできないです。その子が前日どのように過ごしたか、寝ていた場所はどこだったのか。。聞いただけの記憶なのにやたらと鮮明で。。



何にか何をか分からずひたすら「早く早く。。」と願い続けた毎日。。



学んだことやふれた優しさは今だから感じられるのかもしれません。だけど恐怖の中でも確かにあったのだと思います。



こんだけたった今でも書ききれない記憶や感情がまだまだいっぱいで。。



もう一年、まだ一年。。東日本大震災からは一年。。



ハバダグループとして、オーナー山本さんを筆頭に私達がやってきたこと。。



皆様からの気持ちを預かり届けた売り上げの一部と募金箱への寄付金、山本さんと杉野さんが代表で現地に行き出来るボランティアにのぞんだり。。



私達はこの一年で大なり小なりやれることをやってきたつもりです。



まだまだ続く復興への道のり。。



私はこの先も3月11日、1月17日をまだ続いている今として受け止め、ちっぽけでも自分に出来ることを見つけていきたいです。



人だけじゃなく、動物や植物、たくさんの命。。



つなげられる希望がある限りはきっと続くから。。



どんなことも生きてるという幸せの上にしかおきないおこせない。



きれいごとでも、そう思えない日があっても、前をむいて頑張っていきたいです。