東日本大震災あれから1年(2)

haberdashery2012-03-12

神戸の古着屋haberdashery(ハバダッシェリー)のスタッフブログです。


こんにちは。ハバダッシェリー・オーナーのパンダ・山本です。


昨日、3月11日東日本大震災から1年が経ちました。
昨年の3月11日・・・数日前に仕入れより帰国・・・あの日は仕事が休みで眠さと戦いながらたまたまテレビを見ていました。
地震??」と思いつつ悪い癖で「大した事ないやろ??」と思っていました。

ーが・・・数分経つと「これ・・・大災害やん・・・阪神大震災の時見たいやん・・・」と思い・・・。津波の被害などを目の当たりにして「それ以上かも・・・」と感じました。


実際には、阪神大震災の死者を遥かに上回る死者・行方不明者は、1万6893人にのぼりました。


阪神大震災を経験してあれだけの痛手を負った神戸の人間でさえ15年以上経ち「地震」について呆けてきていました。


この1年間、「自分たちに出来る事」を考え、直接東北の避難所にボランティアで行かせて頂いたり、日本赤十字への募金やオレンジスリフティーで売上金を全額寄付する「チャリティーフリーマーケット」等を行い被害にあわれた方々にとっては、ほんの少しなのですが募金活動を行ったり、自身でも献血や・・・本当に小さいですが出来る事を少しずつ行ってきました。


昨日、1年を節目にオレンジスリフティーで行った「チャリティーフリーマーケット」でも沢山の方にご協力頂き売上金を寄付する事が出来そうです。


阪神大震災の時でもそうでしたが被災者にとっては、この1年は「たったの1年」でまだまだ「復興」には時間が掛かります。
神戸の時は、地震の揺れから来る被害が多かったので壊れている建物も多くありましたが壊れていない建物も多くありました。東日本大震災の場合津波が来たところは「何もなくなってしまった」状態なので復興に関しては、更に時間が掛かると思います。


テレビなどで「復興」をテーマに色々言ってますが「復興」出来ている人より「復興」出来てない人の方が問題なのです。精神的に肉体的に体力的に金銭的に「復興」出来ない人がまだまだ居ることを忘れずに「小さくても出来る事」を続けて行こうと思います。


いつか東北の人々が神戸の人々のように「あの時は大変やったなあ・・・」と思い出として話せる日が来るようになればーと思います。



津波に飲まれて家族とも離れ離れになり・・・


暗くって冷たくって息が出来なくなって亡くなってしまった沢山の人々・・・


瓦礫の下敷きになり動けずに息を引き取った人々・・・


助けられはしたが生きる力が残っておらず亡くなってしまった人々。。。



寒かったでしょうね・・・。痛かったでしょうね・・・。
苦しかったでしょうね・・・悲しかったでしょうね・・・
辛いでしょうね・・・・・。


天国で楽にしててください。いつか亡くなったあなた方の大切な人たちに再会できるまで。。。。



東日本大震災で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げると共に、一刻も早い復興をお祈り申し上げます。