「ハバダッシェリー(Haberdashery)」仕入れ日記4日目★

神戸の古着屋「ハバダッシェリー(Haberdashery)」仕入れ日記4日目★

こんにちは〜♪仕入れ4日目のパンダ・山本です♪


こっちは・・・いたって順調・・・です。
日曜日朝からフリーマーケットに行ってその足でアンティークモールをまわってきました。
別に・・・順調に買えているしいいのですが・・・・。


この数年アメリ仕入れに来て良く感じるのがビンテージ衣料以外のアンティークグッズを買っている人がお年寄りが多いことです。なんか・・日本の骨董市を見ているようで・・・(日本の骨董市も年配者が多いです)。なんだか「若者離れ」しているようで・・・。「若者離れ」するーって事は、若者にとって「古い物」が面白くない=新鮮じゃない物ーーになってきているような気がします。
徐々に「古くて面白いもの」が減ってきているのも事実だし、もう25年近くこの仕事をしていると新鮮な古いものに出会える機会が減ったのも事実です。昔・・僕の若かった時代は、アメリカに限らず古いもので見たことない物や気に入って買ってみたら博物館クラスの珍しいものだったり・・・最近では、売っている方がネットなので価値と適正価格をしっかり調べて売り出しているので中々めぐり会わなくなりました。古い物の業界が「古い物の種類」を売りつくして新しい「古い物のジャンル」がなくなってきていると思うのです。思うーって言うか感じるのです。ただ、昔・・・大人たちが骨董品屋さんで「掛け軸」見ている時に僕達は、同じ骨董品屋さんで革のトランクや昭和なラジオ等を見ていたのと同じで「僕」自身の感性が刺激を受けれなくなってきているのでは??−と心配しております。


アメリカのフリーマーケットに来て80年代以降の面白グッズ探してみようと思うのですが・・・80年代以降になるとMade in China が多く・・「アメリカまで来て中国製の物仕入れなくていいか・・・」と思うのです。


最近では、洋服やアクセサリー、靴などハバダグループの主要な物は、80年代風やもっと新しい「時代のない物」も許容してきていますが、どうしても物・・・ハバダの棚の上に飾っているような物達は、80年代以降の物が中々買えないです。


そもそも・・・25年前の1985年頃に「このシャツ1950年代の物ですよ」−と言って約30年前の洋服を売っていたのに今・・・2010年になっても古着屋は、1950年代の洋服を並べて売っているのです。
そりゃ〜なくなるわな〜〜〜〜・・・って感じですが・・・。50’Sの物は、もちろんですがそれ以外に仕入れが出来てその中でセンスの表現が出来る物・・・80’Sや90’sなんかの物の中から「新鮮な物」を取り上げるの古着屋の生きる道なのかな??ーとも思います。若者が見たときに「新鮮」に写る様にどういう風に格好いい古着を集めるかーーが「仕入れ」なのかな・・・。
その点・・・僕は戦略も計算もなく「好きな物」のくくりで仕入れしているので逆に言うと「怖い」です。
掛け軸屋さんにならないように(・・・−って掛け軸屋さんでも少ないニーズにチャンと答えて健全経営しているところもあると思います。すみません!!)たえず新しく新鮮な「ハバダグループ」目指したいものです。。。。



ーって書きたいことを並べると意味不明な日記になっちゃいました。
本意がわかりにくい文章ですみません。。。