魔法にかけられて

神戸の古着屋haberdashery(ハバダッシェリー)のスタッフブログです◎


マイです◎


今日は、ある靴の修理屋さんのお話…。


そこの修理屋さんは、ハバダの近く、トアロードを少し西に入った細い路地にあり、おじいちゃんがいつも一人でお店を守っています。


小さな工房のようなお店◎


名前はキクヤ靴店


職人さんのおじいちゃんは、職人さんというイメージにありがちな気難しさなんていうものは全く感じられない優しい人柄の方。


笑顔でいつも私達を迎えてくれます。


その優しさは、もちろん靴へも注がれています。


くたびれた靴にも元気を…


傷付いた靴にも手当てを…


汚れた靴にも輝きを…


私の靴も、ハバダの靴も、お客様から預かった靴も、何度も何度もその魔法にかけられました◎


ハバダにあるような古い靴は何十年もかけていろんな人の手にわたり、今こうやって私達のもとにまで来てくれています。


長旅で、もちろん靴たちは疲れてもいるのに私はお気に入りの子ばかりを毎日履いちゃう癖があります。。


履く前に裏をはったりしてあげれば長持ちもします…でもついつい買ったら嬉しくって離れるのがイヤになり、修理を先伸ばしにしちゃいます…そしたら先に靴が悲鳴をあげます…


今日もまた、そんな靴を私が泣きそうになりながら持っていったら…


「良い靴やなぁー、大丈夫やからな、キレイに直るからな」って笑顔でいってくれました◎何だかすごく嬉しかったんです。


おじいちゃんとの会話に私はいつも癒されています◎


みんなもそうなんだと思います。少なくともハバダのスタッフはおじいちゃんが大好きです◎


今日おじいちゃんがおじいちゃんのトコのお客様からもらっていた人形を写真にとらせて頂いたので載せさせてもらいます。


人気者のおじいちゃん◎優しいおじいちゃん◎靴を直してくれる姿はホントにカッコイイ!!!!


これからも元気でいてください。そしてこれからもよろしくお願いします☆